西宮市 BROCANTE COFFEE

  • Sept. 2016
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  • ショップ・オフィス・他
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  • リノベーション

JRさくら夙川の駅前でひときわ目をひく、店内でも珈琲を楽しめる自家焙煎所。赤煉瓦風のモルタル造形壁や苔むしたひさし・古びたドア・錆の浮いた鉄看板・・の雰囲気は、まるで海外の古い街に迷い込んだかのよう。思わず中を覗き込みたくなるインパクトがあり、興味を持ったあらゆる年代の方が珈琲のひと時を気軽に楽しめるよう、カフェスペースも設計しました。

壁や天井も剥き出しだった状態からのリノベーション物件。躯体のラフさをそのまま活かして壁面や天井の予算を極力抑えて店内はシンプルにし、ファサードにコストを割きました。費用削減のために給排水配管や配電は極力そのままにして動線を設計。店内の素材も足場板・構造用合板を活用しエイジング加工やペイントテクニックで雰囲気を演出。アンティークドアやランプ・こだわりのスツールや古材との絶妙なバランスの駆け引きで、ヴィンテージ感のある空間に仕上げました。

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ドアの前にも足場板を並べて海外の古びた街角を演出[2]

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フォトスポットとなる看板はあえて錆を取り入れたアイアン製。照明にもエイジング加工を

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熟練の職人技術によるモルタル造形で再現された古いレンガ壁

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エントランスからの眺め。奥に見えるのはオーナーこだわりのオランダ製焙煎機

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既存のラフさや素材の表情を活かし、アンティークの似合う空間に[1]

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省スペースでもゆったりと落ち着けるイートコーナー

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海外デスクを再現したカウンター天板のテクスチャはオリジナル技法。立ち上がりは構造用合板と古材を併用してコスト削減しペイントでトーンを調整

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内装になじむように作成した店内什器

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カウンタースペースにはLIFE WORKSのハイスツールをコーディネート

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既存の段差を活かしたイートコーナー、窓は二種類のガラスで目隠しと抜け感を調整

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アンティークドア、照明、金物などを系列ショップP&Sでトータルコーディネート

 
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一点モノのアンティークのドアハンドル

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Description

キーフィーチャー
  • 駅前で目をひく為のインパクトを重視
  • SNS発信を意識した、フォトスポットづくり
  • 赤煉瓦風のモルタルアート
  • 苔が生えたひさしや、エイジング加工のドア
  • 残されていた段差を活かした空間設計
  • 既存の設備回りを活かしてコスト削減
  • 手ごろな価格の材料にエイジングテクニック
  • 照明・家具まで系列ショップでフル提案
オーナーの希望
  1. 海外の雰囲気で、ヴィンテージ感のある古いものが似合う空間に
  2. 古いイタリアの愛車を前に置いても似合うような、ファサードに
Folkからの提案
  1. 壁には古い接着材が残っていたり天井配管も剥き出しの状態でしたが、あえてそこを残し、ラフさや素材の表情を活かしました。何世代も自分たちで補修しながら空間を作る海外の建築のような雰囲気になり、施主様もお好きで店名にもある「BROCANTE」の似合う空間に。[1]
  2. 駅前の立地でインパクトが必要ということもあり、ファサードを作り込むことに。又、SNSでの発信を意識し、撮影スポットにする効果も狙っています。赤い煉瓦に見える壁はモルタルに着色や目地の彫り込みを行った「モルタルアート」。好みのサイズ・ダメージ具合・色合いに仕上げられ、本物と見分けもつかないほどに仕上がります。両開きのドアは、風雨に強いバーチ材で造作してエイジング加工を施し、何年も時を経たような風合いを生み出しました。変色具合や塗装のムラ感のトーンにもストーリーを持たせています。錆の浮いたアイアン看板はレーザーカットしたもの。良い具合に錆が浮いた時点で錆止め加工を施す計算で制作しました。[2]
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物件名 BROCANTE COFFEE
物件所在地 西宮市
物件タイプ ショップ・オフィス・他
請負タイプ リノベーション
完工年 2016年
施工期間 約1か月
面積 約32㎡
工事費 約500万円(設計料含む)